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2012-03-09

「神力演大光 普照無際土 消除三垢冥 広済衆厄難」(『無量寿経』)

「現世利益」は、新興宗教の専売特許と考え、
その事実を特殊なことと思い、
あるいは軽視、または蔑視するのは、
間違いであると思います。

ただ、もしも「現世利益」のみを追求しているとしたら、
いかがなものでしょうか。
それでは煩悩の追求で、理想の質を問われはしませぬか。

一方、「現世利益」は低次の欲求で、もっと高尚の理想のみを追求すべきである。
というのは現実の人間性に対する洞察と、
宗教体験の事実に対する認識が足りはしませぬか。


「現世利益」について考え続けてきた結果、
真に宗教的な「現世利益」とは次のようなものである、
とわかってきました。

「其れ衆生有て斯光に遇うものは
 三垢消滅し身意柔軟に
 歓喜踊躍して善心生ぜん」


弁栄聖者作「如来光明歎徳章」( 『如来光明礼礼拝儀』 )の
この文言に尽きる気がしています。

田中木叉上人は、この箇所をことのほか重要視され、
「ここだけでも唱えてください」と言われていたとのこと。

如来の光明(神力演大光、神的エネルギー)によって、
煩悩業が浄化(霊化)され、消滅し、

「心が救われ、からだが救われ、
 身の上が救われ、身のまわりの者が救われる」(木叉上人)


最後の言葉の「善心生ぜん」

浄土教系ではあまり聞かれない教えですが、
弁栄聖者の特徴点の一つ。

「道徳は救いの条件にあらず、救いの結果なり。」(木叉上人)


~参考文献 『田中木叉上人御法話聴書 重住茂 筆記』
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syou_en

Author:syou_en
山崎弁栄(べんねい)聖者(1859~1920)に出遇って初めて、各宗派宗教で説かれている教義、宗教体験が、腑に落ちました。

比較宗教、比較思想に一貫して関心を持ち続けています。

宗教には関心はあるけど、特定の宗派に凝ることには躊躇する。
そういう方も結構いらっしゃるかと思います。

そのような方は是非、弁栄聖者にふれてみてください。


(注)ツイッター(@syou_en)もあります。

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