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2016-01-11

岡山県美作、法然上人御誕生の地「誕生寺」


2016年の第一回目の記事は、
法然上人御誕生の地、岡山県美作「誕生寺」

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JR誕生寺駅から、「誕生寺」までは、徒歩で十数分ほど

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「熊谷入道の念仏橋」を、来た方向に、振り返って撮影。

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↑ 「娑婆堂」

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誕生寺の「山門」

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熊谷直実による建立。

「法然上人二十五霊場第一番札所」

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「誕生寺七不思議」
     
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「逆木の公孫樹」

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「宝物館」

貴重なお宝がたくさんありますが、幾つかをご紹介。

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入って正面には、六字名号で描かれた「善導大師図絵」がお出迎え。

大正時代、華香老人が念仏三昧に入り、善導大師を見仏され、霊験により描かれたもの。

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「開通上人 六字名号」「法然上人の御真筆」

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「誕生寺 御影堂(本堂)」 (元禄八年(1695)再建)

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「両幡の椋(三代目)」

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「片目川」

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法然上人「御両親御霊廟」「産湯の井戸」

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法然上人御両親菩提所 奥の院 浄土院「六角堂」

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※ 「誕生寺ガイドブック」がありますので、興味のある方はどうぞ。


大きな本屋に行ってみるとすぐ気付くことですが、
法然上人を宗祖と仰ぐ現代の浄土宗に関しては、
親鸞上人を宗祖と仰ぐ浄土真宗に比較し、関連本が著しく少ない。

幾つかの理由が考えられますが、
その一つが「法然上人の真髄」が現代に流布していない点があるように思われます。

また、現代人には、親鸞上人の御教えが、思想・哲学的に受け入れ易い点があるのに対し、
法然上人の真髄である甚深なる宗教体験の内実が流布しておらず、
また、現代日本人には、宗教(神秘)体験に対するアレルギーのようなものがあるようにも思われます。

「法然上人の御歌にこそ、法然上人の宗教体験の内実(宗教観)・宗教哲学がある」と見抜かれた弁栄聖者の御慧眼。

法然上人の円満な霊格形成要因を、
「念仏三昧による如来様の霊育」にこそあると喝破され、
法然上人の「念仏三昧発得」の内実を口述された、
弁栄聖者講述『宗祖の皮髄』

「法然上人の御歌に着目」された、弁栄聖者の画期的な「法然上人論」


ご自身は、カトリックの若松英輔氏。
弁栄聖者にも強い関心を抱かれ、
岐阜の「山崎弁栄記念館」の館長を務められておられ、
『霊性の哲学』の「第一章 光の顕現 山崎弁栄の霊性」で山崎弁栄論も書かれておられます。
また、その若松氏の師であられる「法然―イエスの面影をしのばせる人」の著者、井上洋治神父。

「彼は日本人に西洋の神学を押し付けるのではなく、
日本人の心に直接響く言葉を探した
イエスに関する知識ではなく、イエスの心を伝えたいと願い、
心から心に伝えたい、としばしば語った。」
( 「9 師について」 若松英輔著『悲しみの秘義』

伝聞によりますと、井上神父が亡くなられる直前、
「誕生寺の近くで亡くなられることを切望された」とのこと。


和歌の名手であり、和語で御法話を説かれた法然上人
その和歌に、法然上人の宗教体験の深さ、真髄(宗教観、宗教哲学)を見出され、
日本語での礼拝式の聖典『如来光明礼拝儀』を遺された弁栄聖者

なお、「詩と(宗教)哲学」を論じたのは、弁栄聖者だけではありません。
例えば、若松英輔氏が敬愛する井筒俊彦氏。
若松氏の近著では、『叡知の詩学 小林秀雄と井筒俊彦』

おそらく若松氏の資質にもより、氏は早くから、この重要な点に気付かれていたように思われます。
氏の他の著作には、
『井筒俊彦―叡知の哲学』、『新版 小林秀雄 越知保夫全作品』、
『神秘の夜の旅』、『義満義彦 詩と天使の形而上学』
など、
大変優れ、示唆に富む著作が多数あります。


また、東京練馬光明園河波昌園主ともご縁のある、
カトリック川越教会の加藤智神父。

加藤神父は、現代の浄土宗ではあまり注目されていないように見受けられる、
法然上人の「三昧発得記」とミサとの関係に着目され、
最近、大変示唆に富む論文を執筆されました。

【参考文献】:
「加藤智「法然上人の念仏の相続における「三昧発得」ーその必然性と意義/一カトリック司祭の視点からー」
 (藤本淨彦先生古稀記念論文集刊行会『法然仏教の諸相』)


法然上人に強い関心と敬意を抱かれている方に、
カトリック(の神父)の方々が意外におられることに、
もっと注目されていいかもしれません。


法然上人の「円満な霊格」に関して、
ふと思い出したことがありますので記しておきます。

『現代人の祈り 呪いと祝い』(釈徹宗 内田樹 名越康文)の対談、鼎談の中で、
中世日本の僧侶の「肖像画(御祖師方)における顔」について放談されている箇所があり、
浄土真宗の僧侶の釈徹宗氏が、

「この中で一番仲よくなれそうな人は法然さんですね。
すごく受容的という感じがします。」

と発言されている箇所があり、何故か、妙に記憶に残っています。


なお、浄土宗内でも、注目すべき兆候があります。
法然上人の宗教活動(社会慈業)とその源泉となる「専修念仏」の実践活動、
浄土宗若手僧侶が組織している念仏会、「ひとさじの会」「為先会」
 
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Author:syou_en
山崎弁栄(べんねい)聖者(1859~1920)に出遇って初めて、各宗派宗教で説かれている教義、宗教体験が、腑に落ちました。

比較宗教、比較思想に一貫して関心を持ち続けています。

宗教には関心はあるけど、特定の宗派に凝ることには躊躇する。
そういう方も結構いらっしゃるかと思います。

そのような方は是非、弁栄聖者にふれてみてください。


(注)ツイッター(@syou_en)もあります。

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