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2011-11-16

「真空に偏せず妙有に執せず、中道に在て・・・」(弁栄聖者)

「自性は十方法界を包めども中心に厳臨し玉ふ霊的人格の威神と慈愛とを仰ぐもあり。
真空に偏せず妙有に執せず、中道に在て円かに照らす智慧の光と慈愛の熱とありて、真善微妙の霊天地に神を栖し遊ばすは、
是れ大乗仏陀釈迦の三昧、又我宗祖の入神の処なりとす。」

山崎弁栄講述『宗祖の皮髄』



弁栄聖者が、釈尊、最晩年の法然上人の御境涯を述べられた極めて重要な箇所です。

意外に思われる方が多いと思いますが、
念仏から、禅で言われる見性体験(慧眼による境涯)も現出してきます。

これは、仏教史の展開から言えば、
念仏と禅が別々というのはそもそも認識違いで、
もともと念仏から禅が生じてきた。

と文献的にも究明され、論文を書かれているのは、
弁栄聖者の信奉者でもある河波昌氏(1930~)です。

興味深いことに河波氏は、大学院では京大の西谷啓治氏に師事されています。
京大哲学科と言えば、言わずもがな、「西田哲学」のメッカ。
西田哲学と禅との深い関係は周知のこと。


参考文献 河波昌著『浄土仏教思想論』 
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syou_en

Author:syou_en
山崎弁栄(べんねい)聖者(1859~1920)に出遇って初めて、各宗派宗教で説かれている教義、宗教体験が、腑に落ちました。

比較宗教、比較思想に一貫して関心を持ち続けています。

宗教には関心はあるけど、特定の宗派に凝ることには躊躇する。
そういう方も結構いらっしゃるかと思います。

そのような方は是非、弁栄聖者にふれてみてください。


(注)ツイッター(@syou_en)もあります。

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