2012-06-20
「完全な仏作仏行とは、この地球上のみならず教化すべき衆生の住し得るあらゆる天体に分身利物の霊的生活ができるようになって、初めて全分度生の完全な仏作仏行といえます。(弁栄聖者の御教え)」(笹本戒浄上人)
「・・・これは三身四智の三昧を得た八正道の境涯で、
正しくミオヤのお世嗣ぎとなったところ。
・・・これが弁栄聖者の御教えでございます。」
さらに続け、念押しして、
「この地球上の衆生ばかりが私共の化他の対象ではありません。
教化すべき衆生の住し得るあらゆる天体の衆生が、
私共の化他の対象であることをはっきり意識するように。」
(『笹本戒浄上人全集 中巻』)
仏の境涯がいかに超絶したものであるか
が、この御教えだけからでも推察できるかと思われます。
笹本戒浄上人の御説法には、
今まで聞いたこともない驚嘆すべき内容が、
さらりと語られている箇所が所々にあります。
今回ご紹介しました箇所もその最重要の御説法の一つ。
もちろん、この御教えは、戒浄上人独自の見解ではなく、
弁栄聖者の三昧体験の深奥そのものであるようです。
聖者の御遺稿集を熟読すれば、
そこに書かれていることもあるかと思われますが、
なかなかそこまで読み取れないことも多いかと。
弁栄教学の卓越すべき点は、
御自身の深甚なる三昧体験から、
「如来による霊育過程」
を語られている点にあると思われます。
聖者は、如来による霊育過程を、
「念弥陀三昧の三十七道品」として開示されました。
具体的には、五根五力、七覚支、八正道として、
『弁栄聖者光明体系 難思光 無称光 超日月光』 に詳しく説かれています。
この霊行過程(自行)と化他の関係について、
笹本戒浄上人は、弁栄聖者の真髄を具体的にお教えくださり、
大変ありがたいことです。
同様のことを田中木叉上人も、
「地球だけが文化の発達する所ではない。
人間は地球だけではない。
地球にお釈迦様が現れて下さったように、
他の世界にも現れて下さる。」
「「還来穢国」というのは、
肉身で、赤ちゃんになって生まれてくるのではない。
浄土に在って分身して他を導く。」
(冨川茂 筆記『田中木叉上人 御法話聴書』)
正しくミオヤのお世嗣ぎとなったところ。
・・・これが弁栄聖者の御教えでございます。」
さらに続け、念押しして、
「この地球上の衆生ばかりが私共の化他の対象ではありません。
教化すべき衆生の住し得るあらゆる天体の衆生が、
私共の化他の対象であることをはっきり意識するように。」
(『笹本戒浄上人全集 中巻』)
仏の境涯がいかに超絶したものであるか
が、この御教えだけからでも推察できるかと思われます。
笹本戒浄上人の御説法には、
今まで聞いたこともない驚嘆すべき内容が、
さらりと語られている箇所が所々にあります。
今回ご紹介しました箇所もその最重要の御説法の一つ。
もちろん、この御教えは、戒浄上人独自の見解ではなく、
弁栄聖者の三昧体験の深奥そのものであるようです。
聖者の御遺稿集を熟読すれば、
そこに書かれていることもあるかと思われますが、
なかなかそこまで読み取れないことも多いかと。
弁栄教学の卓越すべき点は、
御自身の深甚なる三昧体験から、
「如来による霊育過程」
を語られている点にあると思われます。
聖者は、如来による霊育過程を、
「念弥陀三昧の三十七道品」として開示されました。
具体的には、五根五力、七覚支、八正道として、
『弁栄聖者光明体系 難思光 無称光 超日月光』 に詳しく説かれています。
この霊行過程(自行)と化他の関係について、
笹本戒浄上人は、弁栄聖者の真髄を具体的にお教えくださり、
大変ありがたいことです。
同様のことを田中木叉上人も、
「地球だけが文化の発達する所ではない。
人間は地球だけではない。
地球にお釈迦様が現れて下さったように、
他の世界にも現れて下さる。」
「「還来穢国」というのは、
肉身で、赤ちゃんになって生まれてくるのではない。
浄土に在って分身して他を導く。」
(冨川茂 筆記『田中木叉上人 御法話聴書』)
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